今日は、母ちゃんが大好きな「手作りこんにゃく」についてちょっとご紹介しますね。
野上地区で盛んに行われていたこんにゃく芋栽培
昭和の頃、母ん母親父がある野上地区では、田んぼが作れない山麓の斜面などでこんにゃく芋栽培が盛んに行われ、農協でこんにゃくの出荷に取り組んでいました。
今では共同出荷はしていませんが、各家庭で自家用に細々と作っています。
母ちゃんも冬になると時々作って、直売所で販売したりお店で煮物にして出したりしています。
手作りの魅力と家庭の味
よくスーパーなどで見かける市販のこんにゃくは、こんにゃく芋を乾燥させたこんにゃく粉を使用しています。そのこんにゃく粉も、中国産がほとんど。
一方こんにゃく芋を使った手作りこんにゃくは味も食感も全く違います。
手作りのものは、こんにゃく芋をすりおろして作っているので、ふんわりして弾力がある。
一口食べれば違いはハッキリ!!フレッシュ感や食感が全然違うんです。
時間はかかるけれど、本当においしい。
舌触りがよく、刺身こんにゃくにするとつるっとした感じ。煮物にすると味染みが良くふんわりします。
作り手によって食感が少しづつ違います。
こんにゃく芋をするとき、ミキサーで攪拌する場合、おろし金ですりおろす場合、茹で時間等作り手によって少しずつ食感が変わってきます。
作ったときはご近所さんやお友達に分けたりしているので、それぞれの家庭の味を楽しめたりもします。
【直伝!】手作りこんにゃくのレシピ
母ちゃんの作り方は父ちゃんのお母さん(姑)直伝です。
こんな手順で作っていきます。
- 芋の皮をむいてすりおろしやすい大きさに切る
- すりおろし、水と混ぜるとゼリー状になる
- アルカリ(ソーダ)を加え、20分程手でかき回しながら練る
- 容器に入れ形を整え、数時間休ませる
- そっと容器から取り出し大鍋で1時間茹でると出来上がり
最初は「芋」なのに、全く違う形状になるのは本当に不思議で、理科の実験みたい!とても楽しいです。
作り方のレシピをPDFにしたので、ぜひ印刷をして使ってみてください(^^)
>【母ちゃん直伝!】手作りこんにゃくレシピ(ダウンロード)
オススメの食べ方は、醤油ベースの煮物。出来たてならやはりシンプルに刺身こんにゃくかな!?
冬の間は母ちゃんも時々作ります。作りはじめてから出来上がるのに半日はかかりますが、作ったときには煮物にしてお店で出しています。
あ、この秋父ちゃんが作ってくれたこんにゃく芋がたくさん採れました。頑張って、孫の世話の合間に作っています!
ぜひ味わいにいらしてくださいね😊
(絶対こんにゃくが食べたい!!という方は、事前にご連絡ください😊)