はじめまして。母ん母親父店主の落合です。
今日は、「母ん母親父」をはじめるきっかけのお話しをしたいと思います。
なんでこんな山奥に?なぜカフェなのに「耳うどん?」などご質問いただくことも多いので、そんなお話しにも触れました。
引退したらなにかしたいなぁ。。そんな考えがある方の背中も押せたら嬉しいです。
「何かしなくちゃ!」それが最初の原動力
地域からお店が消える。
ここ数十年の間に地元の店がたくさん閉店しました。食料品店、雑貨店、お豆腐屋さん等。
野上地区は過疎化の進む山間部です。おまけに少子高齢化も進み、今や私達60歳代は若手のほうに・・・。
「何かしなくちゃ!」というぼんやりとした思い。でも大それたことはできない。
んな中でちょっと一休みできる居心地のいい場所を提供したいという思いが母ちゃんの中で少しずつ膨らみ始めました。
そこに伝統食「耳うどん」を継承したいというもう一つの想いがかけ合わさって、退職を機に父ちゃんと母ちゃんは二人で、ランチに耳うどんを提供するカフェを始めることにしました。
耳うどんについては、下の記事をご覧ください!
お店の名前「母ん母親父」の由来
フランス語の「Bon voyage」には旅立つ人に「行ってらっしゃい」「お元気なぜで」とあいさつする言葉です。
当店も、立ち寄ったお客様がリフレッシュして帰れるよう、「ぼんぼやーじ」と名付けました。さらに田舎の父ちゃんと母ちゃんが心を込めてもてなすことから、『母ん母親父』としました。
敢えて野上地区を選んだのは、ふるさとだから
さっきも少し触れましたが、母ん母親父がある野上地区は、過疎化が進む山間部。佐野市の中心地からは車で30分以上はかかる場所。
でもなぜ敢えてこの場所を選んだかというと、父ちゃんの生まれ育った地であり、母ちゃんにとっても今やふるさとだからです。
実家もすぐそばにあり、先祖伝来の地です。古い建物や古文書などは残っていませんが、墓石には元禄年間(1700年ごろ)のものがあります。
未経験でのカフェ運営は困難の連続・・・でも!
「何かしなくちゃ!」と思い立ってスタートしたものの、飲食業の経験がなかったため何をすればいいかわかりませんでした。
佐野商工会議所主催の「創業塾」に参加したり、地元短大の社会人を受け入れ授業「カフェ演習」を受講したりして、少しずつ学習しました。
こうしたところで、開業したいたくさんの方と知り合いになり今も交流があります。
また、開店前には知り合った方のお店で何日か修行させていただきました。
そんなこんなで、なんとか2020年(令和2年)3月14日、やっとの思いで「母ん母親父」をオープンさせたのです!!
ところが世の中はあの感染症が猛威をふるい、飲食業界は大ダメージを受けることになるのです。。。
これから、このお店と取り巻く周りの出来事などをブログでつぶやいていきますね!
記事を更新した際は、InstagramやLINEでお知らせしますので、ぜひこの機会にご登録ください😊